陸軍大尉で終戦を迎えた父 最期は戦地で亡くなった戦友を想い、散骨を希望

陸軍大尉で終戦を迎えた父

亡き父は陸軍士官学校を経て軍隊に入り、陸軍大尉で終戦を迎えました。

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ちょうど最近改めて遺品を整理し、残していた戦時中の写真や書類を整理しました。

カンボジアでシアヌーク首相と会食したこと、戦線の中で急にひらけた場所に辿り着いてアンコールワットを見つけたことなどの話を思い出しました。

父はその経験を著書にまとめていました。

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また8月に入ると一人布団の中で涙を流すこともありました。

最期は戦地で亡くなった戦友を想い、墓は要らぬといい散骨を希望し、その通りにいたしました。

私は父が55歳の時の子ですが、若い時には興味なく戦時中の話を進んで聞くことはありませんでした。

年を経てこの歳になり、もっといろんな話を聞きたかったと切に思います。

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■投稿者
東京都、中山ゆきさん、50代

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