逃れた群衆ですし詰めになった大濠公園:福岡大空襲「証言」

空襲の被害データ

  • 空襲を受けた年月日

    1945/6/19〜20

  • 来襲した軍用機の種類

    B-29 221機

  • 空襲で亡くなった人の数

    およそ1,000人

  • 空襲で負傷した人の数

    およそ1,000人

高橋英人さん 1938年生まれ

6月19日の空襲の時、高橋さんは福岡市内の自宅にいてコンクリート造りの防空壕に逃げ込みました。そこにも火が迫り、近所の大濠公園に逃れました。公園は、逃げてきた人でごった返ししており、やけどを負ったり、熱さを逃れるために池の中に飛び込んだりした人もいました。さらにそこで亡くなった人もいたのです。戦後教員になって、自らの空襲体験を子供達に伝えてきました。退職後の今も空襲や戦争に関する資料の展示、語り部としての活動を続けています。

撮影日:2018年3月15日

そのほかの空襲記事

さらに読み込む
未来に残す 戦争の記憶 トップへ