島田繁夫さん 1935年生まれ
マグロ漁が盛んだった保戸島は、敗戦が近づくと成人男性は徴用され、毎日のように警戒警報、空襲警報が鳴るようになったという。1945年7月16日は大分市が空襲の対象に。島田さんは「上空が真っ赤に、夕焼けみたいになっていた」と話す。そして25日。登校中に「聞いたことのないようなブウウーーン」という音を聞いた直後、「ドカーンという音がした」。下敷きになったがれきから這い出ると、「それまでなかったがれきが山のように折り重なりあっていた。その中に生徒の死体がバラバラ入っているんですよ」と語った島田さんの証言をご覧ください。
撮影日:2017年7月26日
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