先山道澄さん 1932年生まれ
「機銃掃射の音は甲高いんです」。沖永良部島和泊町の先山さんは、米軍の艦載機に追われ機銃掃射を受け、九死に一生を得た経験を持つ。国民学校6年生のときのことで、海岸を走って逃げて岩陰で難を逃れた。しかし、船に乗っていて機銃掃射を受けた同級生を失っている。いまも、その慰霊塔を月に一度は訪ねて、心の中で言葉を交わすと言う。静かな島が戦場になった時何が起きたのかを先山さんの言葉でお聞きください。
撮影日:2017年7月5日
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