1945年3月13日の深夜から未明にかけ、米軍の爆撃機「B-29」274機が大阪の空を埋め尽くすように飛来し、1733トンもの焼夷弾を投下した。
この「大阪大空襲」は被災家屋は13万6千戸を数え、約4000人もの命を奪った。この空襲による炎の中を7歳の少年は家族とともに必死に逃げのびた。このことは戦後、家族の間でも話題にのぼることはなかった。だが、少年は空襲から70年後、この事実を後世に伝えようと1冊の漫画風画集で、そのすさまじい体験を再現した。
本を出版した矢野博さんが、その本の絵を交えながら当時の様子を語ってくれた。
制作:THE PAGE 大阪、エキスプレス
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