大阪に落とされた模擬原爆

空襲の被害データ

  • 空襲を受けた年月日

    1945/7/26

  • 来襲した軍用機の種類

    B-29 1機

  • 空襲で亡くなった人の数

    4人

  • 空襲で負傷した人の数

    85人

1945年7月26日午前9時26分、米軍の爆撃機B-29が大阪市東住吉区田辺に大きな爆弾を投下し7人の尊い命が奪われた。当時、地元では「1トン爆弾が落ちた」と噂されていたが約50年後、それは広島・長崎へ原子爆弾を落とす前後、原子爆弾と同じ形の爆弾を落とし、その弾道特性などのデータを採取するための「模擬原爆」通称パンプキン爆弾であることが分かった。田辺の爆弾は日本全国に49発落とされたうちの一つだったという。当時、爆心地近くで教師として学徒動員の生徒を引率していた龍野繁子さんが語ってくれた。

制作:THE PAGE 大阪、エキスプレス

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